以下は、留学生がスピーチのために書いた文章である。
香道(ベルナールマリー)
「香道」とは、香りを楽しむ日本の伝統文化です。私は、友人が香道の体験ができる教室に誘ってくれたのをきっかけに、初めて香道のことを知りました。私は普段から香水などで香りを楽しんでいるので、香道の体験も楽しむことができました。
香道は、「香木」と呼ばれる木の破片を熱し、その香りを楽しみます。「香木」【48】そのような名前の木がもともと存在するわけではありません。いくつかの種類の木の中で、様々な自然条件のもとで、年月の経過によって香りを発生させるようになった木をそう呼びます。人工的に生産できないため、大変貴重なものと【49】。
香道には600年以上の歴史がありますが、その存在はあまり知られていません。数に限りがある香木は、香道が広まり需要が増えすぎればなくなるおそれもあります。【50】、香道ではあまり多くの弟子を受け入れませんでした。香道がよく知られていないのは、そういった事情もあるそうです。
香道では、香りをかいで、じっくりと味わうことを「香りを聞く」と言います。香りに心を傾けて聞くことを基本に、香りを聞きながら古典文学を鑑賞したり、どれがどの香木の香りかを当てて楽しんだりもします。
繊細な香りを心の中でゆっくり味わうことを通して、私は「香りを聞く」という意味がわかったような気がしました。香水のように手軽ではありませんが、このような香りの楽しみ方も【51】。
(1) はじめから相手に期待することをやめられれば、怒りもイライラも生まれず、穏やかな気持ちで過ごすことができます。人に期待するのではなく、自分がどう行動するかを大切にしよう。
(2) 以下は、ある会社の社員が総務課に送ったメールである。(食堂が混雑しているため、昼休みの時間帯に空いている会議室を昼食スペースとして開放できないか、というお願いのメール。)
(3) 条件が違えば、勝者が敗者になり、敗者が勝者になるのが自然の生物社会です。自分に合う環境を見つければ、敗者だった生き物も勝者になれる。
(4) 以下は、パソコンショップの店員から送られてきたメールである。修理に出したパソコンについて、画面の他に電源にも不具合が見つかったので、追加費用と修理期間を延ばして電源も修理してよいか確認するメール。
(5) 弱い立場にあるという点で、未来の世代ほど弱いものはない。声を上げられない未来の人々のために、今を生きる私たちが行動を変える必要がある。
(1) 以下は、図書館で司書が子どもたちに本を読んで聞かせることについて書かれた文章である。読み聞かせの前に、語り手は子どもたちに表紙をゆっくり見せ、ページを開いて期待を高めるようにしている。また、事前に何度もその本を読んで、作者の意図を理解してから読み聞かせに臨む。
(2) いま、ハーバードやMITなどの一流大学が講義をインターネットで無料公開している。情報だけならインターネットで手に入る時代に、大学は「共に学ぶ場」としての意義を示さなければならない。
(3) 自分を見失わないためのコツとして、正直でいることが大切だ。うそをつくと、自分がどんなうそをついたか覚えておかなくてはならず「記憶のコスト」が高くなる。正直でいれば、いつも同じ結論にたどりつけるので「記憶のコスト」が低くなる。
(4) 以下は、いい写真を撮りたいと思っている人に向けて書かれた文章である。目標がはっきりしてきて、自信がついてきたら、これまで撮った写真の中からベストのものを選んでポートフォリオを作ってみるとよい。それを他人に見せることで、自分では気づかなかった視点や評価を得ることができる。
A: 新人に仕事を教えるときは、専門用語を避け、できるだけやさしい言葉で説明するように心がけている。相手の理解度に合わせて話し方を変えることが大切だ。
B: 新人に仕事を教えるときは、最初から全部の業務を教えるのではなく、その人の力に合わせて仕事の範囲を絞って任せている。少しずつできる範囲を広げていくことで自信をつけさせている。
宇宙飛行士の毛利衛さんは、初めての宇宙飛行から帰ってきたあと、あの緊張感と興奮をもう一度味わいたいと強く思っていた。そこで、再び訓練を受け二度目の宇宙飛行を目指した。しかし、二度目の訓練を受けているとき、自分だけの夢を追い続けるのではなく、これからの若い人の夢を支える立場に立ちたいという気持ちが強くなっていった。
公園のハイキングコースの案内。所要時間、出発点・終点、山岳鉄道の利用可否などが記された表と、10月に団体でガイドツアーを利用する際の注意事項(11人以上の団体は少人数のグループに分ける必要があるなど)が書かれている。